新宿インシデント


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【R-15】指定作品

 

◆あらすじ
1990年代初頭の中国。自動車の整備工である鉄頭(ジャッキー・チェン)は、日本にいる恋人のシュシュ(シュー・ジンレイ)を追いかけ、日本に先に密入国していた弟分の阿傑(ダニエル・ウー)を頼りに密輸船に乗り込み新宿・歌舞伎町へとやって来た。だが、そこで鉄頭を待っていたのは、彼女が日本のヤクザ「三和会」の幹部である江口(加藤雅也)と結婚していたという事実だった。
失意の中、ある事件がきっかけで鉄頭は江口に見初められることとなるが、裏社会での生活を拒む鉄頭は日本で真っ当な生活を送ろうと決意。東京の郊外で再び自動車整備の職に就き、同じく中国からの移民であるリリー(ファン・ビンビン)とも愛を育んでいく。しかし、そんな鉄頭の思いとは裏腹に、次第にヤクザの抗争に巻き込まれていく…。



5/1(金)より、TOHOシネマズ梅田、TOHOシネマズなんば、
TOHOシネマズ二条、MOVIX六甲他にて全国ロードショー!


出演:ジャッキー・チェン、ダニエル・ウー、シュー・ジンレイ、ファン・ビンビン、
竹中直人、加藤雅也、峰岸徹 倉田保昭 他
監督・脚本:イー・トンシン
提供:ユニバーサル・ピクチャーズ・インターナショナル/ショウゲート
配給:ショウゲート 宣伝:アニープラネット
原題:『新宿事件(SHINJUKU INCIDENT)』
2009年/香港/カラー/スコープサイズ/119分/ドルビーSRD 【R-15】

公式サイト:http://www.s-incident.com/



★F2aスタッフ的レビュー

あまりにもヘビー過ぎる香港ノワール作品…観終わってからも余韻が消えなかった。
裏社会の事はわからないけれど、生きる為にした事が自分の首を締めていく…
人はいとも簡単に堕落してしまい、底が来た時には、殺るか殺られるかしかないのか…
そう思うと同時に、何でもない事に喜び、笑える事…そして、安心して眠れる現実に感謝した。

未だかつてないジャッキー・チェンの姿には「ホントにいいの?」と心配になってしまったほど。
あの明るく楽しい彼の笑顔はスクリーンのどこにもないのだから…。
だからこそ、そこに彼の本気を見た気がした。

香港、日本共に配役も非常に良かった。例を挙げると、加藤雅也が関西出身のヤクザ役。関東のヤクザながら、所々に関西弁が出てくるところなどをはじめ、表現もかなりリアル。
ロケは新宿歌舞伎町でゲリラ的に敢行(担当 I はちょうど本作を観る直前に「新大久保に本物マフィアがいるらしい」と噂を聞いたばかりだったので、不法滞在の中国人達がアジトにする場所が新大久保という設定だったのもリアルさ倍増!)人を刺すシーンもドラマや映画にありがちな変な間がなく、容赦なし。

そんな本作を見事に演じきったジャッキーはきっとこの作品によって、自分自身にもアジア映画界にも新風を吹かせたかったのだと感じた。
彼が「ハリウッド映画界に対抗するべくアジア映画界結集の第一弾作品」と言うのだから。
しかし、そのあまりのインパクトの強さに賛否は分かれるところだろう。
正直ホラーより怖くて、ジェットコースターよりも手に汗握る作品!緊迫感は最強。
ジャッキー・チェンの本気が見たい人はぜひ!

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