ジョン・ウー監督(以下・監):(日本語で)コンバンハ!日本全国の観客の皆さん、この映画を応援し愛して下さり感謝しています。丁度今は中国のお正月です。(※中華圏では旧暦で正月が祝われる)新しい年が良い年になり、健康で楽しく過ごせますようお祈りしています。
金城武(以下・武):皆さんこんばんは。金城武です。劇場においで下さった方々、地方にいらっしゃる方々…えっ、どこ?(「大阪です」と言われて)ホント?(笑)こんばんは。『レッドクリフPart II 』やっと皆さんにお見せする事が出来ます。どうか楽しんで観て下さい。ありがとうございます。
リン・チーリン(以下・リン):(全て日本語で)皆様こんばんは。チーリンと申します。皆様にお会い出来てとても嬉しいです。よろしくお願いいたします。
alan:皆様こんばんは。alanです。今回は『レッドクリフ』の主題歌を歌いました。とても光栄です。これからも皆さん是非よろしくお願い致します。ありがとうございます。
― 『Part I 』が興行収入50億円を越える大ヒットとなりましたね。
監:この作品への応援を大変感謝しています。この作品でお伝えしたいのは“友情”と“愛”です。我々が生きる現代にも世界的不況や多くの好ましくない事が起こっていますが、必要なのは友情と勇気です。素晴らしい興行成績となり、とても嬉しいですし、avexと全てのスタッフの皆さんが困難な状況に負けず、全力でこの映画の為に頑張って下さった事を心から感謝しています。企画段階からこれまで多くの困難があった中で、皆が頑張り抜いてこのように素晴らしい成績を収める事が出来、大変感謝しています。もう一つ嬉しいのは、私は子供の頃からずっと日本映画のファンで、多くの影響を受けてきました。私の作品にはその影響が見て取れると思います。この作品がヒットした事で、アジアでもハリウッドに匹敵する映画が作れると証明出来たと思います。今後もアジアの精神を世界に広めていきたいと思います。Part I にも素晴らしい場面が沢山あります。是非楽しんで下さい。
武:凄く嬉しいです。個人的に喜ぶより監督の為に喜ぶ方が多いかな。僕は一つの役をやっただけなので、これだけ役者さんがいる中でも一番苦労しなかった方だと思います。皆さんが流した汗…、本当に苦労されたと思います。色々な困難があって企画から3~4年経ってからやっと完成したものなので…。監督にとっては凄く大きな事をやり遂げたPart I を、これだけ沢山の皆さんが観て下さったのでよかったと思います。これだけ多くの国の役者・スタッフが集まり、これまで映像化されなかった世界的に有名な『三国志』の内容をジョン・ウー監督が映像化し、それが多くの方々に気に入って頂けた…本当に嬉しい事です。
林:(日本語で)日本のファンの皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。ホントにありがとうございます。(以下・中国語で)『三国志』は日本でも知られ親しまれている題材です。それがこのようにヒットしたという事はとても光栄で嬉しいですし、これは監督に帰すると思います。
alan:このニュースを聞いて嬉しかったです。沢山のお客さんが映画館に来て、alanの歌も聴いてくれて、ホントに嬉しいです。Part I はもっと壮大でもっと面白くて感動しますので、楽しんで下さい。エンディングのalanの歌も聴いて下さい。よろしくお願いします。
― 監督が影響を受けた日本映画というのは?
監:深く印象に残っているものが沢山あります。特に黒澤明監督をとても尊敬していて崇拝しています。私は映画を撮る際、彼の『七人の侍』(1954年・日本)を参考にします。今回のスタッフと打ち合わせした際も「農民を守る為に戦うエンディングシーンを参考にして欲しい」と言いました。編集やリアルな感覚、そして人物描写の細かさも大変勉強になります。ストーリーでは、孫尚香(ヴィッキー・チャオ演)と一兵卒との絆も『七人の侍』にヒントを得ましたし、その他にも沢山参考にしたところがあります。私はしばしば黒澤監督作品を見直して、シーンの処理法や人物描写、アクションの雰囲気などを大いに参考にさせてもらっています。黒澤監督の他にも市川昆監督など、日本映画には優れた監督が沢山おり、彼らの作品は私に大きな影響を与えています。
― 孔明役として、見所、思い入れのあるシーンをご紹介下さい。
武:今までは孔明の持つ知恵、陣の組み方というのは文字(書物)で記されているのみで、それを映像化した人はいなかったですよね。ですから見所はどのように矢を借りてきたか、どのように周瑜と組んで敵も味方も騙して戦略したかというところですね。僕が印象に残ったのは、矢を借りてくるシーンです。霧の出る時間を計算し、船を出して攻めに来た様に見せかけて矢を打ってもらう。CGもあったのですが、後ろで本当に矢が飛んでもいるんです。それが凄く怖かったんですが、孔明は怖くない表情しないといけなかったんです。(司会者に「凄く冷静でしたよね」と言われ)相手役の方は怖いという表情してもよかっただけに辛かったです。(完成したシーンを見た感想を聞かれ)やっぱり愉快でしたね。相手役とのユーモアシーンもあったので、孔明の精彩な部分とユーモアを表しているなと思いました。
― 役作りは?
林:(日本語で)小喬は柔らかく力強く水の様な女性です。(以下、中国語で)この役を頂いてから監督としっかり話し合いをして、指導して頂きました。監督が私に要求したのは、リアルで自然である事でした。それで私は注意深く感じる心で演じるように努めました。ご覧頂ければきっとご理解頂けるだろうと思います。
― 主題歌を歌う時の気持ちは、PartI とPart II で違いはありましたか?
alan:同じです。どちらもテーマは「愛と勇気と強い信念」なのでこれを伝えたいです。これらをイメージして、心を込めて大切に歌いました。(映画で実際に流れた自身の歌について感想を聞かれ)信じられなかった!とても楽しかったです。
最後に、ジョン・ウー監督から「皆さんの応援に感謝します。皆さんがこの作品から元気をもらって楽しく過ごされる事を祈っております。この世界の全ての美しいものを分かち合えるように願っています。ありがとうございました。」と挨拶、続いてフォトセッションが行われた。
その後、太鼓の音と共に大砲ならぬ手砲をもった兵士が登場し、「映画のヒットを願って、勝利の風を起こして頂きましょう」と孔明扇といわれる羽毛扇がウー監督に手渡された。すると、それまでは緊張のせいなのかやや固い表情だった監督が破顔一笑!大きく扇を振ると、爆音と共に手砲から必勝祈願のお守りが放出されて、観客からは大きな拍手が起こった。孔明扇という事だった為、監督は金城武に扇を渡した。金城は一瞬戸惑ったような表情を見せながらも、ほんの一瞬ながら孔明ポーズをしっかり決めてくれ、ファンから歓声と拍手を受けた。公開2ヶ月前にしてこの大盛り上がり!この地点ですでにPart IIも大ヒット間違いなしと確信できる一夜であった。
この後も、4月に大阪で行われた道頓堀に1000本の希望の矢を携えたリバーカーペット、メインキャストが勢揃いした舞台挨拶をはじめ、各所で関連イベントが行われ、期待が膨らみ続けた2ヶ月間となった。
『レッドクリフ PartII —未来への最終決戦—』

(C)2008-2009 Three Kingdoms Limited. All rights reserved.
製作費100億円、「M:I-2」ジョン・ウーが贈る「三国志」の完全映画化!
2000隻の戦艦と80万の圧倒的な戦力で襲い掛かる曹操軍に対し、
疫病によって戦意を喪失し撤退を余儀なくされた劉備軍。
5万の兵士と周瑜(トニー・レオン)、孔明(金城武)、孫権(チャン・チェン)ら連合軍は、如何にして戦うのか…?
奇跡の大逆転を起こした三国志史上最大の<赤壁の戦い>を描いた超大作の後編。
監督:ジョン・ウー
主演:トニー・レオン、金城 武、チャン・フォンイー、チャン・チェン、ヴィッキー・チャオ、フー・ジュン、
中村獅童、リン・チーリン
配給:東宝東和/エイベックス・エンタテインメント 公式HP http://redcliff.jp/index.html
|