初冬必見の話題作! 〜 映画『花蓮の夏』特集 〜


青春真っ只中の3人の高校生の切ない想い…、それが台湾東部・花蓮の美しい景色と共に美しく静かに
描かれている映画『花蓮の夏』。

12月4日(一部5日の店舗あり)に発売となるF2A Free Access Asia最新号・Vol.19ではこの『花蓮の夏』を大特集。

公開に先駆けて来日したブライアン・チャン、ジョセフ・チャンのインタビューはもちろん、ホイジャ役のケイト・ヤン、主題歌を作った五月天の阿信、更にレスト・チェン監督への単独インタビューと豪華インタビュー4本に、ゲイ&レズピアン映画祭での舞台挨拶レポまで全8Pにわたって特集しています。

今回はその内容の一部をWEBにて先行公開!まだ映画をご覧になっていない方はこのページを読んで
是非、映画館に足を…、既にご覧になった方は本誌Vol.19をじっくり読んで、再度確認に映画館へ…、
そんな思いになって頂ければ嬉しいです。


 台湾の若者の生活と美しい景色を…

張睿家(ブライアン・チャン)、張孝全(ジョセフ・チャン)

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― 役柄と、是非見てもらいたいポイント等を教えて下さい。

B:(少し考えて)この映画は青春真っ只中の成長しつつある若者の話です。作品の中では、
台湾の若者の学校生活や恋愛、時にはちょっと羽目を外したりする様子が描かれて、
楽しく面白い場面が沢山あります。僕が演じる守恆(ショウヘン)は口数の少ない物静かな
男の子です。何事も誰かの後に従ってやるというタイプです。
日本の皆さんに観て頂きたいのは、映画前半部の明るく楽しい雰囲気、そして感情面に比重が置かれた後半部の悲しみです。あと、撮影場所はとても美しい所だったのでそれも…。
一生懸命取り組んだ作品です、是非ご覧頂いて切ない気持を感じて頂ければと思います。

J:台湾の子供達の学校生活、小学校から中高校生までの生活を見事に描いている作品だと思うので、
そのような記録としても観て頂ければと思います。僕が演じた正行(ジェンシン)は守恆とは正反対の
性格で、他の子供とも違う凄く悪戯っ子という典型的な男の子です。
監督、スタッフ、僕たち俳優が一緒になって一生懸命作った作品です。花蓮の風景もとても美しいですよ。

― 注目のベットシーンでは、撮影前に特別な準備はしましたか?

B:何もしなかったです。やはり撮影開始前はプレッシャーもありました。どう演じればいいのか…って。
でも、監督が状況や背景、その前にどういう事があり、だからこうなるのが理に適っているのだって
話をしてくれました。だから僕らも「とにかく1回で終わらせよう」という気持ちで、一気に感情を込めて
やりました。

J:うん、この演技はチャレンジでしたね。 


若いスタッフ、素晴らしいチームワーク

楊淇(ケイト・ヤン)

幼馴染の関係が揺れ動く2人の少年の間に時には自ら進んで立ち入り、時には傍観する
ヒロイン・ホイジャ(慧嘉)を演じた楊淇(ケイト・ヤン)。「あの子は誰?」と観た者の心の中に、
まるでほっそりした猫のようにそっと入り込んでいる、不思議な存在だ。

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― 『花蓮の夏』が日本で公開になりますね。

(真剣な表情で)日本ではこの映画、年齢制限があるの?(注:香港では18禁のアダルト指定になった)

― 多分、制限はないと思うんだけど…。(※注:日本ではR15指定になった。)

(ほっとしたように)カテゴリーを外して、ひとつの青春の映画として見てもらえる機会が広がるのは
嬉しいです。(邦題の意味を説明すると)素敵ね!花蓮はとても綺麗な場所だったのよ。

― この映画は台湾での撮影ね。期間はどのくらい?

1ヶ月半位かな?カメラマンを始め、他のスタッフにも何人か香港人がいたから、外国での撮影も
寂しくなかったわ。広東語が聴こえるとほっとするの。彼らと香港訛りの国語(標準中国語)で
話したりして遊んでいたわ。映画の中での私は太っていると思わない?

― (笑)…、そう言われれば、少し。

花蓮での撮影から始まったのだけど、男の子ばかりの現場だから毎日「夜食を食べようぜー」って
言われて私も一緒に食べていたら凄い事になってしまって…(笑)。だから、台北での撮影では
「食べようぜー」って言われても、(沈んだ表情を作って)「いらない」って断って、ナッツを食べていたの。
だから、花蓮と台北では見た目が違うのよ(笑)。

― 自分で演じて印象的な場面、好きな場面はある?

張孝全(ジョセフ・チャン)とベッドで話すシーン。やりがいがあったし、とても好きな場面で満足しています。

― スタッフも出演者も、いいチームだったんですね。

(笑い出して)
ジョセフは落ち着きのない子、ブライアンは大人しい子の役でしょう?実際は逆なの(笑)!
そうは見えないでしょう?あの2人はその位素晴らしく演じる俳優。主演が2人とも良いって、映画では
珍しい事なの。良い映画でも、誰かが上手くないと、その場面で現実に引き戻されてしまうから…。

― ヒロインのあなたも素晴らしかったから今日のインタビューを申し込んだのよ。
あなたが演じた惠嘉(ホイジャ)は自分から動く女の子ね。決して受身ではない。

そう、受身ではない、でも、衝動的でもない女の子。役柄の中に、私自身も投影されるの。
作っているところもあるけれど、完全に別の人物ではない。どこかしら私自身のキャラクターが
出ていると思うわ。


 映画にとって効果的な、良い曲だと思う

阿信(アシン)

主題歌『盛夏光年』の作詞・作曲・歌唱を担当したのは、五月天(MAYDAY)の阿信。
日頃、メンバー全員でのインタビューでは少し斜めにポーズを決め、唇を結んでお澄まし気味、
時折爆弾発言をするものの、誰かが振らないと積極的には喋らないという印象だ
ったが、この日の阿信は実に色々な表情で、映画や小説、音楽の事を語ってくれた。


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― 今日は阿信が主題歌を担当した映画『盛夏光年』(『花蓮の夏』の原題)の事を中心に
お話しを聞かせて下さい。


邦題は『花蓮之夏』なんだね。

― はい。映画を見せてもらえないまま主題歌を作ったそうだけれど、完成したものを観て、
実際に主題歌が流れてきた時はどんな感想を持ちましたか?


観ていない状態で作る為には効果を想像するしかなかったけれど、実際に出来上がった映画の最後に
曲が流れてくると、物語の余韻を感じられたと思う。うん、効果的だったんじゃないか、なぁ?…
(と照れたように笑って首を傾げる)

― 金馬奨(台湾で一番著名な映画賞)の最佳原創電影歌曲(最優秀映画主題歌)にも
ノミネートされましたね。


(照れ笑いの表情を引き締め、落ち着いた声できっぱりと)結局賞は獲れなかったけれど、
僕はあの映画にとっては効果的な良い曲だと思う。

― 『花』は色合いや雰囲気など、とても「台湾風」。台湾の文化が詰まっているみたい。

そう?(と嬉しそうにしてから)台湾の雰囲気か…。(考える様子で)今回は(五月天としてではなく)
主題歌を1976や濁水溪公社のメンバーと演奏したんだ。
みんな台湾で活動しているアーティストだけれど、
いいミュージシャンがまだまだ沢山台湾にいる事を外の人にも知って貰える機会かもしれない。 

「花蓮の夏」の主題歌<盛夏光年>を作詞作曲した五月天の阿信の直筆サイン入り
フライヤーを抽選で3名の方にプレゼント!(終了しています)
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詳しくは「花蓮の夏」公式HPにて

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  以上のインタビューはごく一部です。映画の核心となる部分の話や、それぞれのプライベートや今後の仕事にかける思いなどをじっくりたっぷり語ってくれています。

是非とも 12月発売の最新号 Vol.19でじっくりお楽しみになって下さい。まだ映画をご覧になっていない方は劇場に足を運んでから読んでいただけると、より深くこの作品が心に刻まれるはず。


 【作品紹介】

『花蓮の夏』

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海辺の小学校時代からの幼なじみの少年、守恆(ショウヘン/ブライアン・チェン演)と正行(ジェンシン/ジョセフ・チェン演)。活発でお調子者の守恆に手を焼いた教師はある日、クラスの優等生・正行に彼と一緒に過ごし品行を正すよう指示する。何時も守恆の隣にいる正行を本当の親友だと思い込む守恆だったが、その想いは少しずつ変化してゆく。高校生になったそんな2人の前に心に暗い影を落とす少女・惠嘉(ホイジャ/ケイト・ヤン演)が転校生として現れる…。台湾・花蓮を舞台に3人の互いへの様々な想いと若さ、孤独を描いた作品。


【スタッフ・キャスト】

監督:陳正道(レスト・チェン)  

出演:張睿家(ブライアン・チャン)、張孝全(ジョセフ・チャン)、楊淇(ケイト・ヤン)

主題歌:阿信(From五月天)『盛夏光年』(ロックレコード)

2006年 台湾作品 97(原題:盛夏光年 ETERNAL SUMMER)

提供:アミューズ、ポニーキャニオン 配給・宣伝:マジックアワー

公式HPhttp://www.karen-natsu.com/


(2007/11/20)


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