F2A Presents 横浜⇔湘南~潮流音楽vol.2

2回目を迎えた本イベント。今回も豪華アーティスト揃い踏み!総勢5組が新横浜BELL'Sに集結した。


トップバッターは叶友理子(Vo)と大塚彩(P)の女性デュオBloom。某シアトル系カフェでのフリーライブを中心に活動中しており、ライブハウスには滅多に出演しない。この日は代表曲『桜雪』からスタート。音大出身だけあってピアノにも歌にも安定感がある。流れるような優しいメロディーに温かな歌詞が乗せられ放たれると、会場の空気までもがほんわり温かく感じる。笑顔を絶やさず楽しそうに演奏する二人、ラストは“ありがとう”の気持ちがこもった『魔法のコトバ』で締め括った。女性ならではの繊細で柔らかい楽曲で会場を包むステージとなった。 2組目は横浜・東京で精力的に活動しているフロウズン。富田(Vo&G)と高畠(B)の2人に、今回はサポートメンバーとしてパーカッションの小池孝志とピアノの村上通が加わり、アコースティックVerでいつもと違うフロウズンを見る事が出来た。ステージはポップで楽しい『monster』からスタート。横浜と湘南に共通するイメージとして『海のタイム』をチョイス、このLiveを盛り上げた。最後はロマンティックな『流れ星2』で幕を閉じた。結成10周年を迎えますます爆発力がUPしている彼ら、見ごたえ充分あっという間の6曲だった。
◆ Set List
桜雪/Your Smile/雨ガール/うまく言えない/約束/魔法のコトバ
◆ Set List
monster/モグライアン/手の鳴るほうへ/海のタイム/心の中の花束/流れ星2

3組目は、湘南のアニキSWAMPSのはっとが弾き語りで登場。女性客が多いという事で、一曲目は女心をぎゅっと掴んで離さないバラード『ボロゾーキン』を披露。1曲目からオーディエンスを「はっとの世界」へ引きずり込んだ。続いて一変、身体を鍛えるという曲『ひ弱な男』へと続く。心にグッと来る曲と思わずクスッと笑ってしまう曲が交互にやってくるのがSWAMPSのステージ最大の魅力だ。途中メンバー紹介(一人で弾き語りのはずが…)として、はっとの隣にちょこんと座った“山田”を紹介。この“山田”SWAMPSのリーダーなのだ。(※詳しく知りたい方は本サイトの「SWAMPS Interview」をご覧ください)神奈川の重鎮アーティスト・テミヤンから提供された『子供たちに』や、自らの経験を歌にした『バーテンダー』『カナシバリ』を披露し幕を閉じた。 4組目は鎌倉から参戦のUPPON with Little Farmers。UPPONが学生時代には東京や横浜のライブハウスにも出演していたとの事だが、このUPPON with Little Farmersは、殆ど鎌倉を出る事がなく、ライブハウスで演奏するのも初めて。『Sea Tac Blues』からのスタート。演奏が始まるやいなやそこは鎌倉に!会場に一気に湘南の空気が流れた。緩く流れる彼らの曲が普遍である事を実感する瞬間だ。
テレビ神奈川に出演時に演奏した『潮騒』や炭水化物の歌『とく彦』、湘南の夜の海を歌った『ヨイクラゲ』等、ほぼMCなしで全8曲を演奏。湘南スタイルがギュッと詰まったステージとなった。
◆ Set List
ボロゾーキン/ひ弱な男/橋の上に座って/子供たちに/バーテンダー/カナシバリ
◆ Set List
Sea Tac Blues/柔肌Breeze/Pretty little time/潮騒/とく彦/捨てよう/Bring It Out/ヨイクラゲ


トリを飾ったのは当サイトの第一回Interviewに登場してくれたN.U.
今回はサポートにキーボードの荒幡亮平が登場。庭瀬は「神奈川のイベントで大阪弁の僕達がラストって不思議」と語ったが、横浜が認めた
「N.U.」だからこそトリなのだ!10月にリリースした1年ぶりのフルアルバム『藤が丘ラブストーリー』からの『かくれんぼ』でスタート。この新横浜BELL’Sをホームとするだけあってオーディエンスが一気にヒートアップ。湘南からやってきた観客や初めてN.U.を観た観客までをもひきつける楽曲とMCで、あっという間にN.U.の独壇場だ。笑いと感動が絶え間なく続き時間があっという間に過ぎていく。
途中披露してくれた、N.U.が参加するネットドラマ『連続メガネ小説ゆきんこちゃん』(主演:宇田)のテーマソング『よしんば片思い』(作曲:庭瀬)は、ステージでは今まで演奏された事がなかったが、今回F2Aの熱いリクエストに応え披露してくれた。アンコールでは、サポートとしてフロウズンの高畠が参加し『Boys&Girls』、大盛況の内に幕を閉じた。
◆ Set List
かくれんぼう/笑いながら/逃亡者/君の手を離す夜/よしんば片思い
あいしてる/~Encore~Boys&Girls
アーティストの理解あってこその開催出来る趣旨の本イベント、こうして2回目が開催出来たのも各アーティストと新横浜BELL’S社長の小山氏の心意気があってこそ。“横浜”と“湘南”、近いようで遠い存在で、同じ県内に隣り合う位置にありながら全くスタンスの違う「音楽」がある。“地元に根ざし生活の一部となった音楽”と“多くの人に夢と希望を与える音楽”。スタイルは全く違えども、どちらも受け止める度量を持って音楽と共に生きているという事が良く分かる。そんな音を一度に味わえる本イベント、どちらを支持するオーディエンスの皆さんにもそれぞれの楽しみ方を知ってもらいたい。そうして神奈川のアーティストを盛り上げていきましょう!

F2A Presents 横浜⇔湘南~潮流音楽vol.1のライブレポートは、本誌Vol.22号に掲載!


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